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オフィシャルインタビュー
第2回 レナ役　佐倉 綾音

―ご自身の演じられているキャラクターについて教えてください。

レナはあまり感情が表に出ない女の子。考え方などは、たぶんユイよりも融通が利かない、頑固な面があると思います。またレナはユイのお姉ちゃんなのですが、ビジュアルの第一印象としては妹に見えるのではないでしょうか？それもこの先の展開に関わってくることなのであまり多くは語れないのですが、おそらくみなさんがレナに感じる違和感に作品のキーポイントが隠されているのかなと思います。

―レナを演じられていて、お姉さんらしさを感じられたシーンやセリフはありますか？

セリフの表面だけを見ていると全体的にとてもお姉ちゃんっぽいのですが、行動を見ていると、幼い印象を受けます。姉らしく振舞おうとしているけれども、行動が伴っていないんですよね。実はユイよりもレナなほうが感情的なんじゃないかと。私はそこが、物語の“カギ”になってくる気がしています。

―ユイ役の本渡さんとは掛け合いも多いですが、演じられてみていかがですか？

ユイとレナは姉妹の距離感じゃないんですよね。 “仲良し姉妹“以上のなにかがあるような・・・まるで、ずっとラブラブ期の恋人みたいなんです。長年一緒にいると、相手の嫌な部分というのも見えてくると思いますし、姉妹なんて特にそうだと思うんです。でもこの二人に関してはそれがあまり垣間見えず、姉妹の距離感ではないのかもと。

―なるほど。では印象に残ったシーンがありましたらお聞かせください。

私はサラとティアがすごく気になっています、というか謎です（笑）。彼女たちにとって食べることは幸せの象徴だと思うんです。いつもすごく美味しそうにご飯を食べるし、満面の笑みを浮かべている。それがユイとレナのペアと対照的。レナは幸せだったとしてもそれを表に出さないタイプなので、今後ユイとレナ、サラとティアが絡んでいくとしたらどういう変化があるのか楽しみですね。

―三組のペアが関わることで、二人の関係性も変わってくるかもしれないと。

そうですね。イングリッドとケイは、レナと何かあったんだろうなとは思いますが、今のところ謎が多すぎてよく分からない……。あとはヨハン。一体何をしたいのか、まだ今の時点では明かされていないので、そこには注目してもらいたいです。

―戦闘シーンもありますが、演じられていかがでしたか？

最初はユイがメインで戦って、レナが指示を出したりストッパーになったりするのかな？ と思っていたのですが、見事に逆でした。姉と妹だけれども、ユイのほうが精神的には成熟しているんだなと思いましたね

―最後に、これからの展開を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。

PVを初めて見たとき、レナやユイの綺麗な目の輝きにすごく惹かれたのを覚えています。オリジナル作品なので先の展開が分からない不安の中で「こんな綺麗な子たちに声を吹き込まなきゃいけないんだ」というプレッシャーも感じていますが、でもみなさんが映像を見て感じたワクワクする気持ちは私も同じです。そのワクワク感を途切れさせないよう楽しんでいただくために、精一杯演じさせていただいていますので、最後まで見届けていただけたら幸いですね。

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